業種:飲食店(予約制)
規模:店舗数:1〜5/枠数:80枠(席・時間枠換算)/スタッフ:25名
期間:8週間
制作範囲:要件定義/画面設計(IA・UX)/実装(フロント・バックエンド)/運用設計/改善
費用目安:300〜600万円(外部予約サイト連携・ETL設計・ガント表示・監査ログ・重複検知を含む)
背景
予約の入口(電話・LINE・複数外部予約サイト等)が分散し、現場ではExcel/紙台帳へ転記して運用。繁忙期ほど変更反映や確認作業が増え、転記漏れ・二重予約・確認待ち・ノーショーが起きやすい状態でした。
導入前の課題
- 予約変更/キャンセルの反映遅れで、最新版が追いづらい
- 入口ごとにデータ形式が異なり、転記ミスが発生
- 当日調整が“経験と勘”に寄りやすい(可視化不足)
- 「どこが正(マスター)か」が曖昧で、責任分界点が不明確
対応(インテグラルの設計・実装)
1. 予約データの統合(ETL設計)
外部予約サイトの予約情報を、運用に合わせて自動取得(API/CSV連携等)→正規化→統合。
媒体ごとの項目差(コース名、時間表記、顧客情報の揺れ)を吸収するマッピングを実装。
2. ガントチャートで一括可視化(オペレーションUI)
日別/担当別/メニュー別の切替ができるガント表示を採用。
検索・フィルタ、色分けルール(状態:仮/確定/キャンセル等)を設計し、当日の判断を軽くしました。
3. 重複・矛盾検知(バリデーション&アラート)
同時間枠の重複、異常な連続予約、未確定の長時間滞留などをアラート化。
例外処理(現場判断で許容するケース)はルール化し、運用で破綻しない設計に。
4. 運用設計(データガバナンス)
「いつ誰が更新するか」「例外時の扱い」「監査ログ(Audit Log)の残し方」を定義。
“人が頑張る運用”から “仕組みで回る運用”へ移行しました。
導入後の効果
- 予約状況の把握が早くなり、当日調整が軽量化
- 転記・確認の手戻りが減少し、二重予約リスクが低下
- キャンセル反映漏れが抑制され、ノーショー起因の機会損失を低減